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ビジネス環境
>ビジネス
バスクは高度に産業化されており、金属加工や資本財といった伝統的分野で、長い歴史をもっている一方、航空やエネルギーといった成長産業でも確固とした地位を築いています。バスクの産業GDP(実質総生産)は、欧州平均を10ポイント上回り、工業・建築業は、そのGDPの37.39%を、またサービス部門は、現在その半分を占めています。 バスク経済は、スペイン全産業生産の1割、また輸出の約1割を支えています。
バスクの二百万人強の住民が、スペイン実質国内総生産のおよそ6.2%を生み出すしています。
工業 バスク工業の大部分は、中小企業から成り立っています。しかしながら大企業は、資本財であるインテグラル鋼、一般鋼、特殊鋼製造や、造船、自動車製造、エネルギー生産、石油精製業など、第二次産業全体への促進役として、直接関与しています。以下の部門は、地域の産業構造にとって特に重要なものです。 --工作機械。工作機械部門は、バスク産業基盤の柱の一つで、エウスカディは工作機械において、生産ヨーロッパ第3位、世界第9位であり、輸出でも8位を占めています。その取引先の多くは、自動車、航空部門の大手多国籍企業で、メルセデスベンツ、フォード、ボーイング、エアバスなどが含まれています。この部門は、生産の54%を輸出しており、そのほとんどは、高度に産業化され技術発展を遂げた国に向けられています。 ‐資本財。スペインの資本財企業の半数以上がバスクに拠点をもっています。250以上のバスク企業が、公共事業部門や鉄道産業を含む産業用大型資本設備の製造に従事しています。こらの企業は、鉄鋼製品、電力の発電・配電、化学や石油化学プラント、電気通信、ユニークな建物の建設、水処理、都市・産業廃棄物処理、環境インパクト、土木工学、都市・都市間輸送システムを専門としています。 -自動車部品。なぜ全ヨーロッパ自動車産業の2.5%がバスクにあるのか、それは地域の優れた下請業者と増加する自動車製造 大型工場建設が組合されたためです。この産業は、バスクGDPの15,37%を産み出し、エウスカディでこの部門を構成する255企業は、高度の専門性を備えています。バスクの自動車製造会社の100%はISO 9000証書を取得しており、その取引先にはルノー、ゼネラルモーターズ、メルセデスベンツ、PSAがあります。 航空産業。スペイン全航空事業の四分の一以上がバスクに集中しています。この分野は、牽引企業であるGamesa(ガメサ)、ITP(イテペ)、SENER(セネル)、そしてバスク航空学産業を支える30の中小企業から成る、バスク政府後援の航空学群HEGAN(エガン)に代表されます。
電子工学と電気通信。この分野に従事しているバスク企業は、スペインの総売上額のおよそ13%、パワーエレクトロニクス、自動化と制御の41.5%を占めています。GAIA(ガイア)は、バスクでこの分野を代表する連合体です。 鉄鋼。スペインの特殊鋼の90%は、エウスカディで生産されています。この熟練した部門は、競争力を保つために、その工程に最前線の技術を導入し続けています。アセリアコンパクタデビスカヤ(ACB) のような鉄鋼メーカーは、直接工場から市場に出荷できる、超薄板生産が可能なコンパクトストリップといった最高水準の技術を使用しています。グッケンハイム美術館の建築は、ほとんど地元企業によってなされ、そのうちの一社Urssa(ウルッサ)は、美術館のメタルフレーム建造を請け負いました。 サービス業 バスクのこの部門の構造は、近年大きな変化を遂げてきました。バスクでは今なお産業が重要であることに疑いはないものの、サービス部門も着実に成長し、現在バスクGDPの半分を占めるまでになっています。 この部門の事業には、商業(33%)、管理(21%)、商業サービス(29%)、輸送(9%)、金融保険(4%)があります。
エネルギーと環境 先ごろバスク政府は、2010年に向けた新しいエウスカディのエネルギー戦略を承認しました。これは、エネルギー有効性と再生可能エネルギーの推進を基に、地球にやさしい発展の実現を目指すものです。
バスク政府は、石油への依存を削減し、天然ガスや再生可能エネルギーのために、エネルギー分野に49億ユーロ、そのうち4億2300万ユーロが公共投資にあたる金額を投資します。政府は、石油利用の割合を50%から36%に減らし、天然ガスの割合を22%から52%に、再生エネルギーの生産を4%から12%に増加させ、石炭を8%から2%に下げることを目標にしています。
農業と漁業 第一次産業-農業と漁業- は、バスク地方で、常に文化的にも経済的にも、生活にきわめて重要な役割を果たしてきました。しかしながら今日この部門は、雇用のほんの3.07% (27,262人)、GDPの1.18%を占めているにすぎません。これはスペインの平均を下回っています。主な収入源は、アラバ県では、穀物、じゃがいもとブドウ栽培、ビスカイア県とギプスコア県では、林業、漁業資源です。 今日、漁業部門は、雇用者数5,814、全第一次産業の約三分の一を占めています。主要な漁港は、フエンテラビア、パサイア、ベルメオで、そこには、欧州連合の水産業再構築計画の下で要求される全技術導入のために最近近代化された船舶が、備えられています。
>金融部門
バスクの金融部門は、150年前に設立された最初の銀行の基礎上に築かれており、バスクの工業、商業の成功に大きく貢献してきました。民間金融機関には、商業銀行、貯蓄銀行、貯蓄組合銀行があります。金融公庫は、住宅業、農業、製造業、地方自治体へ、それぞれの必要に応じて、相場以下で融資をおこなっています。他の金融機関には、金融・リース企業、金融ブローカー、金融市場投資ファンド、その他の投資ファンド、株式仲買業があります。この部門の活力は、スペイン北部の優れた金融中心地として、ビルバオの地位を確固たるものにしました。またビルバオには、ヨーロッパの大手銀行業グループの一つがあり、また百年前に発足した証券取引所もあります。 バンコビルバオビスカヤアルヘンタリア(BBVA) は、スペインの大手金融機関間最初の大きな合併によってできたものです。現在BBVAは、取引高で国内銀行第一位です。現在、百年を超える歴史をもつビルバオ証券取引所は、出来高でスペイン証券市場第二位にランクされ、地方金融センター欧州協会のメンバーでもあります。この協会は、ビルバオにその総事務局があり、それぞれの国の重要な地方金融都市が果たす役割を向上させるために、また地域ビジネス枠の中で事業をより発展させる各証券取引所を援助するために、創設されました。
>政府とビジネスの関係
バスク政府は、産業に積極的な役割を果たしており、それは主に産業開発公団SPRI (Sociedad para la Promoción y Reconversión industrial) によっておこなわれています。SPRI の目的は、金融、経済、技術アドバイスの提供、助成金の交付、株式資本の参加によって、産業を促進していくことにあります。SPRIの国際部は、外国企業にとってバスクでの重要なコンタクトになっています。またバスクでの企業や工場の設立、共同生産と流通協定、技術移転、ジョイントベンチャーを含むバスク企業との共同プロジェクトの遂行に必要なすべてを提供し、全面的に協力しています。 SPRIは、海外にあるバスク企業をバックアップする一方、海外企業のエウスカディへの投資確立を促進するために、25カ国に40人の代表からなるネットワークをもっています。
>テクノロジーパークと工業団地
バスクにはそれぞれの県にテクノロジーパークがあります。これらのパークは、新事業先駆けを容易にするインフラ戦略創造を実現したもので、そこには最新技術のインフラが備えられ、研究開発を促進し、それをビジネスに移転することを目的としています。テクノロジーパークは、三つのバスク県都に隣接し、それぞれが、その地域の企業や研究者を引きつけています。サムディオパークは、ビルバオ近郊に位置し、電子工学・電気通信、環境、航空に携わる151社から成っています。ミニャノパークは、ビトリア近くにあり、航空、エネルギー部門に集中しているのが特徴です。サンセバスチャンのミラモンパークにある企業は、特に環境技術、テレマティックス、新素材、医療技術で活動をおこなっています。パークでは、11,000人の専門家が働き、約30%が研究開発プロジェクトに従事しています。
SPRIによって運営されているSPRILURは、工業用公地を企業にたやすく提供するのが主な目的です。また、投機買いを減らし事業活動を促進するために、産業用にふさわしいインフラが備わっている十分な土地を保証する役割もあります。SPRILUR は、工業用地の実行可能性調査、もし必要ならば用地買収、都市開発や建設計画の管理や、完成時のそれらの運用維持もおこないます。
>品質 1992年、すべての規模のバスク企業に対する品質管理促進のために、バスク品質基金(Euskalit) が設立されました。
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